モトローラ・モビリティ・ジャパンは、フォルダブルスマートフォンの最新モデルを日本に導入する。

2023年11月26日

モトローラ・モビリティ・ジャパンは、フォルダブルスマートフォンの最新モデル「motorola razr 40」「motorola razr 40s」を日本に導入する。
2機種は、前者がオープンマーケット版、後者がソフトバンク版という位置付けになり、ハードウェアは同じ。ソフトバンク版は、ロック画面に各種コンテンツを表示する「Glance」に対応するなど、ソフトウェアで差がつけられている。ベースモデルは2機種とも海外で展開しているrazr 40だが、日本版はFeliCaを搭載しており、おサイフケータイが利用できる。

 razr 40は、フォルダブルスマホのミッドレンジモデルという位置付け。8月に発売した「razr 40 ultra」よりも機能を抑えた分、価格を下げているのが特徴だ。海外では8万円前後で販売されている国もある。カスタマイズが加わっている分、日本版はやや高めの設定だが、razr 40sを取り扱うソフトバンクやMVNOとしてrazr 40を独占販売するIIJmioは、発売当初から大幅な割引を展開する。異例の安さで販売されるrazr 40/40sは、フォルダブルスマホ拡大の起爆剤になるか。