2023年9月
相次ぐ不審な偽電話
NTTドコモを装う自動音声案内にご用心 相次ぐ不審な偽電話NTTドコモは、同社を装う自動音声案内について注意喚起を行っている。
偽の自動音声案内(電話)はドコモを名乗り、携帯電話料金の未納を理由に回線を停止する、などとアナウンスするもの。ドコモによると、自動音声でドコモインフォメーションセンターを装った身に覚えのない利用料金、利用停止に関する連絡を受けた事例が報告されているという。
これを受け、ドコモは偽の自動音声の内容を公開するとともに、身に覚えのない連絡を信用せず、不審な場合は内容に応じて警察署などに相談するよう呼びかけている。
「公衆電話」数年後には現在の3分の1に
「公衆電話」ますます見つけにくく 数年後には現在の3分の1に9月11日は「公衆電話の日」。語呂合わせなどではなく、1900年(明治33年)に新橋駅と上野駅の構内に日本初の「自動公衆電話」が設置されたことに由来する。当時は交換手を呼び出し、お金を投入してつないでもらう仕組みだったようだ。
ピークの1984年には日本全国に93万4903台もあった公衆電話だが、携帯電話の普及によって利用者は減少。現在は災害発生時などの緊急連絡手段として、およそ10万9000台を維持している状況だ。しかも2031年度末までに約3万台まで減ることになっている。
公衆電話はNTTの東西地域会社に設置が義務づけられているもので、維持費はユニバーサルサービス交付金などで賄われる。しかし22年の電気通信事業法施行規則の一部改正で公衆電話の設置基準が緩和され、従来の3分の1程度の数で良いことになった。
携帯4社、通信障害発生時に無料Wi-Fiを提供
携帯4社、通信障害発生時に無料Wi-Fi「00000JAPAN」を提供 9月4日以降無線LANビジネス推進連絡会、電気通信事業者協会(TCA)加盟の携帯電話事業者5社(NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンク、楽天モバイル)は2023年9月4日以降、携帯電話の大規模な通信障害が発生したときの連絡手段の提供を目的として、災害用統一SSID「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」を活用した公衆無線LANサービスを無料開放する。
00000JAPANは大規模災害時において無料で開放することを目的として、2014年に世界で初めて策定された災害用統一SSIDだ。
Wi-Bizが2023年5月、通信障害発生時の00000JAPANの活用について、携帯5社からの要望を受け、「大規模災害発生時における公衆無線LANの無料開放に関するガイドライン」を改定したことで、自然災害の発生時と同様に通信障害の発生時においても、00000JAPANの開放が可能になった。
9月4日以降、00000JAPANは携帯5社で大規模な通信障害が発生し、通信サービスを利用できない状態が継続する場合や、復旧までに時間を要する懸念がある場合、本趣旨に賛同する携帯電話事業者、公衆無線LAN事業者および自治体などのアクセスポイントを介して提供される。
利用者はスマートフォンやタブレット、PCなどの無線LANに対応した端末のWi-Fi設定項目から、00000JAPANを選択して接続できるようになる。
子どもに携帯電話を持たせた時期 1位は
子どもに携帯電話を持たせた時期 2位「高校生」、1位は?保護者が子どもに携帯電話を持たせ始めた時期はいつが多いのだろうか? NEXERと青山ラジュボークリニックが実施したアンケートによると、1位は「中学生」だった。
子どもに携帯電話を持たせはじめた時期の1位は「中学生」(35.7%)、2位は「高校生」(30.4%)、3位は「小学校高学年」(16.1%)だった。
持たせた理由は「共働きのため、帰宅時の連絡や遊びに行ったときの連絡ツールとした」(小学校高学年から、40代女性)、「欲しがったのと、連絡がとりやすくなるので」(中学生から、50代男性)、「電車通学になったので」(高校生から、50代女性)といった声が寄せられた。
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