コロナウイルスの自粛ムードで変わる、キャッシュレス決済の形

2020年5月2日

コロナウイルスの自粛ムードで変わる、キャッシュレス決済の形
“汚い”現金を集める理由
連邦準備銀行(FRB)がアジア方面から戻ってきた“現金の処理”を遅らせるという。
 具体的には、現金や“人の触れる可能性のあるもの”全てについて、少なくとも10日間の放置期間を設けるというもの。つまり、現金を含むそれらは全て「新型コロナウイルス」によって汚染されている可能性があり、ウイルスの残存期間を考慮して感染を防ぐという措置だ。
 この他、CBSの記事ではパリのルーブル美術館(現在は閉鎖)がキャッシュでの入場料支払いを拒否した話や、間接感染を避けるためにイランでは国民に現金使用を止めさせている話なども紹介されており、現金がウイルスの感染源になり得る可能性に触れている。日本では2月に銀行員がウイルス感染するケースが報じられており、少なからず感染ルートの1つとなっているのは確かなようだ。