5Gの命運は2020年後半の新型iPhoneと低価格スマホが握る

5Gの命運は2020年後半の新型iPhoneと低価格スマホが握る
2020年は日本で5G(第5世代移動通信システム)の商用サービスが始まることから、サービス開始に合わせて携帯電話各社から5Gスマートフォンが多数登場するとみられる。だが5Gスマートフォンの販売が伸びて盛り上がるのは2020年の後半からだと考えられる。その鍵を握るのは低価格スマートフォンとiPhoneだ。
当初の5Gスマートフォンは高い価格がネック
かねてより関心が高まっている5Gの商用サービスが、いよいよ2020年3月ごろには日本でもスタートすると見られている。そして5Gのサービス開始と同時に注目を集めると見られているのが、5Gに対応したスマートフォンである。

 2010年にNTTドコモがLTEを用いた通信サービス「Xi(クロッシィ)」を開始した当初は、携帯電話やスマートフォンではなく、データ通信専用の端末のみを提供していた。だが5Gの場合、海外で既に商用サービスが始まっており、幾つかのメーカーが対応するスマートフォンを市場に投入していることから、5G端末の充実度合いは4Gのときに比べて段違いとなっている。
実際、スマートフォンで世界最大手の韓国サムスン電子は、2019年に「Galaxy S10 5G」をはじめとして5G対応スマートフォンを5機種投入しており、韓国のLGエレクトロニクスや中国ファーウェイ・テクノロジーズ(Huawei Technologies、華為技術)なども既に5G対応スマートフォンを投入している。またシャープやソニーモバイルコミュニケーションズなどの日本メーカーも、日本での5Gサービス開始に合わせて5G対応スマートフォンを投入するとみられる。

シャープ製の5G対応スマートフォン試験端末
【日経Xtech】