「5Gは既に現実」

2018年11月11日

「5Gは既に現実」、2019年から始まる商用サービス本格化
エリクソン・ジャパンは2018年11月8日、東京都内で「エリクソン・フォーラム2018」を開催し、次世代携帯電話通信技術である5GやIoT(モノのインターネット)の技術動向を紹介。併せて、エリクソンの戦略について説明した。

 エリクソン・ジャパン 社長の野崎哲氏は冒頭で「5Gは既に現実」と語り、ベライゾン(Verizon)が2018年10月に米国内で商用サービスを開始したことを取り上げた。米国では、ベライゾンに続きAT&Tが2018年12月に、そしてスプリント(Sprint)とTモバイル(T-Mobile)が2019年上期に5Gの商用サービスを始める計画だ。なお、ベライゾンとAT&Tは宅内ブロードバンド通信のラストワンマイルとなる固定無線アクセス向けで5G通信の利用を始めるが、スプリントとTモバイルはスマートフォンなどのモバイルブロードバンドでの5G通信に焦点を当てている。