2018年11月
スマホが家電リモコンになる
スマホが家電リモコンになるWi-Fiユニットサンワダイレクトは11月22日、家電スマートリモコン「Wi-Fiリモコン(学習リモコンユニット・家電スマートリモコン) 400-RC003」を発売した。直販価格は6,926円(税別)。
赤外線(IR)リモコンを使用する機器を、スマートフォンからリモコン操作できるWi-Fi対応の学習リモコンユニット。2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応し、ユニットをネットワークと接続して使う。リモコンが手元にないときや外出先などから、テレビ、照明、エアコンなど、赤外線リモコンを使った機器を操作できる。
設定や操作は、専用アプリ「AIFA i-Ctrl」を使用。主要メーカーをアプリで選ぶだけなので設定も簡単。使いたいボタンだけを選んで、オリジナルリモコンを作成することも可能。アプリはiOSとAndroidの両方を用意。
赤外線の有効範囲は最大8m(水平方向最大360度、垂直方向最大180度)。本体サイズは約W101×D101×H26mm、重さは約51g。対応OSはAndroid 4.03以降、iOS 9以降。
「5G」は「LTE」と何が違う?
「5G」は「LTE」と何が違う?携帯電話(移動体通信)の世代を振り返る
5Gは「Fifth Generation」、つまり5世代目の移動体通信システムという意味だ。
「5世代目」となると、これまでに4世代の移動体通信システムが存在したということ。これまでのシステムを簡単に振り返ってみよう。
1G(第1世代):アナログ方式で電話を“ワイヤレス化”
2G(第2世代):アナログからデジタルへ パケット通信も
3G(第3世代):より高速なデータ通信を実現
移動体通信の第3世代は、旺盛になるデータ通信への需要に応えるべく、パケット通信のより一層の高速化が図られた。2Gまでは国・地域ごとに乱立する傾向にあった移動体通信規格を世界で統一しようという動きもあったものの、いくつかの規格が「標準」とされ、その中でも「W-CDMA(ワイドバンドCDMA)」と「CDMA2000」の2規格が広く普及した。
4G(第4世代):データ通信に特化して高度化
5G(第5世代):高速・大容量化:高い周波数帯や新技術を活用
「5Gは既に現実」
「5Gは既に現実」、2019年から始まる商用サービス本格化エリクソン・ジャパンは2018年11月8日、東京都内で「エリクソン・フォーラム2018」を開催し、次世代携帯電話通信技術である5GやIoT(モノのインターネット)の技術動向を紹介。併せて、エリクソンの戦略について説明した。
エリクソン・ジャパン 社長の野崎哲氏は冒頭で「5Gは既に現実」と語り、ベライゾン(Verizon)が2018年10月に米国内で商用サービスを開始したことを取り上げた。米国では、ベライゾンに続きAT&Tが2018年12月に、そしてスプリント(Sprint)とTモバイル(T-Mobile)が2019年上期に5Gの商用サービスを始める計画だ。なお、ベライゾンとAT&Tは宅内ブロードバンド通信のラストワンマイルとなる固定無線アクセス向けで5G通信の利用を始めるが、スプリントとTモバイルはスマートフォンなどのモバイルブロードバンドでの5G通信に焦点を当てている。
2つ折りスマホ
柔軟性あるディスプレイ搭載の折りたたみスマホ、中国メーカーが発表世界初となる折りたたみスマホを、中国のメーカーRoyole(柔宇科技)が発表しました。2012年に設立され、柔軟性のあるディスプレイやセンサーを手がけてきた新興企業です。
折りたたみスマホ「FlexPai」は、柔軟性のある7.8インチ薄型ディスプレイ(1920×1440ピクセル)を搭載。真ん中からディスプレイを外側にして折り畳めるようになっています。テストで20万回以上の折り曲げに耐えたとのこと。折りたたむとデュアルディスプレイになり、それぞれ独立して使うことも、連携させることも可能。ディスプレイを開いたときも2画面分割ができます。
CPUはQualcommの「Snapdragon 8」、OSは独自の「Water OS」を採用し、2000万画素望遠カメラと1600万画素広角カメラを搭載。ストレージは128GBと256GBの2種。RoyoleのWebサイトでは開発者向けモデルを1588ドル(約18万円)からの価格で販売しています。
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